子どもが小学生になると、口うるさく言ってしまうことが増えますよね。
例えば、
宿題を早くやりなさい!!
勉強をしっかりしておかないと困るよ!!
なんてことは、親御さんなら誰しも口にしたことのあるフレーズです。
それって、子どもの将来のことを考えてだったり、自分が後悔した経験からそんなことを言っているはずなんですよね。
でも、自分の子どもの頃を思い返してみて下さい!!
毎日宿題をすることにワクワクしていたでしょうか?
将来のために一生懸命勉強するんだ!!なんて意気込んでいたでしょうか。
おそらくそんなことはなく、自分の好きなことにたくさんの時間を使いたかったはずです。
そんな過去に蓋をして我が子には厳しい意見を浴びせてしまっている訳なんです。
しかし、どうでしょう。自分から勉強をすることが好きな子どもに育てることができれば、口うるさく言わないといけないストレスから少し解放されるのではないでしょうか。
では、そんな勉強することが好きな子どもに育てるために大切な大人の行動を3つ紹介します。
1、小さなことでも認める
今まで言わないと勉強しなかった子が5分勉強したらどう思いますか。
ここで、「たった5分!?もっと頑張りなさい!!」
なんて言ってしまうとますます勉強嫌いになります。
物差しは自分の基準ではなく、子どもを基準にしましょう。
少しでも認めてもらうと、5分だったのが10分、15分と少しずつ長くなっていきます。
2、自分が学ぶ姿を見せる
子どもってとても大人のことを見ています。特に一番身近にいる大人=親のことは本当によく見ています。だからこそ、子どもは親からたくさんのことを学びます。
これは、脳科学からも証明されているそうです。
だから、子どもに勉強しなさいという前に、親が学んでいる姿を見せてあげることが良いのです。
3、子どもが勉強したくなる環境を整える
大人も子どももそうだと思いますが、強制的にやらされるのって苦痛ですよね。
だから、自分からやりたくなるような仕掛けをするのです。
例えば、本を借りて置いておく(地理に関する本や、生物に関する本などあらゆるジャンル)
すると、興味が湧けば、自分から手を伸ばすはずです。その瞬間を見つけたら、すかさずその姿を認めてください。
きっと自分から勉強することの心地よさも感じ始めるはずです。
他にも、アルファベット表を貼っておくとか、とにかく学べる機会のある環境にすることが大切です。
子育ては一筋縄ではいかないことだらけですが、粘り強く取り組んで行くことで、必ず子どもの成長を見られます。