運動会の季節になると、子どもがかけっこで1番になれるかドキドキする人も多いですよね。
また、ビリになりたくない…という人もいると思います。
そんな人は、本番までに走る練習をしに行くこともあると思うのですが、ここではその時にしっかりと抑えておきたいポイントを紹介します。詳しく説明すればたくさんあるのですが、初心者でも簡単に取り組みやすい方法を2つ紹介します。
そもそも、「速く走れるようになる」ということに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
例えば、ひたすら走れば速くなる・遺伝が大きく影響している・脚を大きく前に出す等イメージされる方もいるかもしれません。
そこで、しっかりと知っておいて欲しいことは、野球のバッティングの仕方、サッカーのシュートの仕方と同じように、速く走る走り方というテクニックが必要になるということです。
では、その速く走るためのポイントです。
1、つま先を前に向けたまま膝を高く上げ、空き缶を踏み潰すように体の真下に強く足を下ろす。
地面に力を加える時には、低い位置よりも高い位置からの方が力が加わることは想像できると思います。だから、膝を高く上げることは大切です。
さらに、空き缶を踏み潰すようなという例えは、つま先を前に向けるための意識づけになるので、教える時には良いです。
そして、体の真下に強く足を下ろす必要があるのは、大きく後ろに蹴り上げてしまうと、次の動作までに時間が掛かるからです。
<練習方法>
①背筋を伸ばして気をつけの状態で立つ
②右足を上げる(上記のポイントを意識しながらしっかりと片足立ちでキープ)
③右足を力強く下ろす(上記のポイントを意識しながら)
④左足を上げる(上記のポイントを意識しながらしっかりと片足立ちでキープ)
⑤左足を力強く下ろす(上記のポイントを意識しながら)
これを繰り返すだけです。意外と片足立ちでキープできなかったり、膝が高く上がらなかったりします。
2、ボールのように弾む練習をする
ボールが弾む様子をイメージして下さい。
ポーン、ポーン、ポーン…
ボールが地面に着いている時間は短いとイメージできたはずです。
ですから、自分が走るときもそのイメージで、足が地面に着いている時間を短くしましょう。
両足を肩幅程度開いてジャンプします。
着地したらすぐに次のジャンプをして、ボールのように弾みます。
これを繰り返すだけです!
これを10回連続とか、さらに高く跳べるように練習していきできるようになると、必ず足が速くなっています。
たった2つのこのポイントを意識して練習すれば、かけっこで1番になれる日も近い!